働き方改革

若手社員が大量退職・離職する原因について考えてみた。彼らの退職理由から判明した、「3つの理由」。

はじめに

働き方改革による、労働時間の削減など法律の改正などで今年は波乱の年となっていますね。

ハードやソフト面の整っている会社であれば、自分でコントロールしながら仕事を進めることが出来るかと思いますが、自社に関しては全く整っていない環境なんです。

  • 会社の方針に従って、業務を進めていても溜まっていくタスク…。
  • 仕上げたくても、帰社時間の締め付けで仕事を途中放棄
  • ノー残業デイの徹底
  • 有給休暇の取得
  • 経営者の自己満足の取り組み 他

このような環境の中、余計ストレスが溜まっていく一方です。

今回は、働き方改革の弊害と若手の大量退職、自社の課題などについて書いてみることにします。

当社の紹介
  • 業界:医療・福祉業界
  • 東証一部上場企業
  • 支店の人員としては約28名
  • モチベーションが低い社員が多い。
  • 事務所の雰囲気としては、精気を失った社員たちで重く暗い感じ。

ここまでで、お察しの雰囲気ですがだいたい想像通りです。

そう、「ブラック企業」なんです。

 

若手社員が大量退職する原因について考えてみた

ここ数年、配属後のまもない若手社員が連続で退職する流れとなっています。

定着率が、すこぶる悪い状態が続いてます。

それに伴って業績も右肩下がりの状態・・・。

今年度に入ってからも、鬱が原因の退職・今後のキャリアが見えないとのことで4名が退職の状況

負のスパイラルが続いている感じです。

そこで、自分なりに彼らが退職した原因を考えてみました。

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2年目若手社員 [鬱や精神を病んでしまい退職]

鬱のような症状を訴え、求職後に残念ながら退職。

営業として活躍していたある日、取引先の担当者に嫌味を言われたことをきっかけに落ち込み翌日から出社出来ない状況になってしまいました。

自信が何事にも持てない性格だったので、ある一言をきっかけに鬱になってしまった様子。

営業職では、相手先との折衝などバランスが求められる職ではありますが、自覚としては自信に向いていないと以前から発言していました。

働き方改革で、上司に教えてもらえる時間を少なくなり知識の取得などがなかなか出来ずに、自信を失っていったのかもしれません。

自信を持って仕事が出来る状況ではない中で、会社都合だけで早期に独り立ちさせてしまったのが原因かと思われます。
人手不足などが原因でも、しっかりと本人に向き合って指導する必要があるケースです。

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3年目若手社員[引き継ぎなしでの退職]

プライドが高く、自分の殻に閉じこもっていた彼。

人の話は聞かずに、わが道を行くタイプだったと思います。

自分は、行動力に関してはかなり評価していました。

同僚が起こしたクレーム対応が長引いてしまい、自分のせいではないのに….という思いから退職の選択をしてしまった模様。

確かに、同僚等から迷惑をかけられるケースはあるかと思いますが、会社に対する鬱憤もたまり、こういった方法を選んでしまったようです。

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5年目中堅社員[今後のキャリアアップが望めないとの理由で退職]

 

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